redmine.tokyo » Unofficial Redmine Cooking

■概要

Redmineチケットの進捗率の設定方法には、各チケット上の手動設定と、チケットのステータス連動（管理画面上）の二つがある。

１．チケット進捗率の手動設定後、ステータスに連動する設定に変更すると、 DB上のチケット進捗率は変更されず 、Web画面/REST出力値のみがステータスに連動した値に変更される。
チケットを編集/保存すると、DB上のチケット進捗率は、ステータスに連動した値に変更される。

２．各チケットの編集操作以外の方法としては、
「管理」→「チケットのステータス」画面右上にある 「進捗率の更新」をクリックする方法 もある。
しかし、上記１の動作を認識していなければ、実際の処理内容を想定するのは困難である。

■詳細/注意点

上記1,2共に、Redmineユーザの周知率は非常に低いと思われる。（ unofficialcooking 調査結果 0/2 ）
管理情報としてDB直接で進捗率を取得した場合に、トラブルを招く事が考えられる。

この動作は、入門Redmine第5版 P227に記載されている。（バイブルですが見過ごしてました。。）

出典：下記スレッド
https://app.slack.com/client/T016R3FNDDL/C016XQY1B2N/thread/C016XQY1B2N-1601050203.021400

■提案

現在の用語は現実的と思いますが、マウスオーバーで説明表示するとか。。

■概要

Redmineのアカウント登録設定とLDAP認証設定は無関係に動作する。
・ユーザーによるアカウント登録を無効にしても、LDAP認証が有効の場合、ユーザが自分でLDAP上の自分のIDを登録できる。
・LDAP登録済で、ユーザーによるアカウント登録を自動にすると、メールによるユーザ認証でも登録できてしまう。

■詳細

関連設定項目
　ユーザーによるアカウント登録　（管理/設定/認証 ユーザーによるアカウント設定）
　LDAP設定　　　　　　　　　　　（管理/LDAP認証）

LDAP上のユーザIDのみを利用する場合の設定
・LDAP認証を設定し、「あわせてユーザーを作成」をチェックする。（ログイン時に自動的にユーザ登録される）
・ユーザーによるアカウント設定＝無効

RedminではLDAPとしか記載されていないが、Microsoft のActiveDirectoryやOpenLDAPが該当する。

出典
https://twitter.com/y503Unavailable/status/1417165868362964999

LDAP上のユーザ登録処理
app/models/user.rb
def self.try_to_login!(login, password, active_only=true)
https://github.com/redmine/redmine/blob/master/app/models/user.rb#L232-L263

■提案

マニュアル等の記載要望

ユーザーによるアカウント登録-無効の状態だが、LDAP経由でRedmineにユーザ登録されるのは誤認招く。