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QA #1359

奈良 裕記 さんが2年以上前に更新

h3. ■現象/要望 

 チケット起票時にプロジェクト・テンプレート自体の表示を消したい場合がある。 

 チケット起票/初期内容入力まで直リン可能だが、ユーザの入力操作上は不要な項目なので,表示自体を消したい要望。 

 階層構造があるプロジェクトでは、新規起票時にチケットのプロジェクト選択部分を非表示にできない。 
 (階層構造を利用していないプロジェクトでは表示停止可能) 

 IssueTemplateには、チケット編集画面上でテンプレート選択部分を非表示にする機能が無い。 

 h3. ■解決策 

 下記2手順の実施により、チケット起票時のプロジェクト選択/テンプレート選択部分を非表示化できる。 

 Redmine本体、プラグインのソースコード自体に、専用のCSSのdivタグ出力コードを追加する。 
 viewcustomizeにて、該当PJのチケット作成条件にて、このdivタグのdisplay:noneを追加する。 

 チケット新規起票画面及びIssueTemplateプラグインについて、この対応を行うことで、 
 URLリンクのみでチケットの起票/初期設定、及び操作不要項目の非表示化が行えた。 

 h3. ■対応状況 

 Redmine自体のソースコード修正により解決 

 h3. ■補足 


 h4. チケット起票時のURL指定による初期設定 

 Redmineワンポイントチェック(2): URLに入力値を埋め込んでチケット作成のテンプレートを実現する 
 https://blog.redmine.jp/articles/opc/new-issue-template/ 

 h4. チケットテンプレートを利用した起票までの直接リンク 

 ・1プロジェクト内で、トラッカー単位のテンプレートを1個のみに制限。 
 ・IssueTemplateプラグインの、デフォルトテンプレート指定を行う。 

 h4. プロジェクト選択欄非表示化設定 

 管理/ワークフロー/フィールドに対する権限にて、 
 プロジェクト欄を読み取り専用にすると、各ロール/ステータスに応じて、編集時にもプロジェクト欄の選択欄を非表示にできる。 
 しかし、階層構造を持ったプロジェクトの新規起票時には非表示化できない。(Redmine4.2にて確認) 

 h4. 説明欄初期入力にIssueTemplateプラグインを利用した理由 

 説明欄の初期入力自体は、起票時のURL指定でも可能だが、下記理由からIssueTemplateプラグインを利用した。 
 URL上で長文の説明欄編集作業の実施では、(一般人の)担当者内で作業完結できない。 
 (改行、特殊文字、encodingなどを考慮すると、一般のエンドユーザ内で作業完結できる内容ではない。) 

 h4. ローコードツールの限界 

 筆者はRedmineをローコードツールとみなし活用している。 
 ローコードツールは、その設計範囲内で、最大限の効果を発揮するものである。(開発期間/コスト) 

 単に自分の操作上不要だからというだけの理由で、ツール標準対応外の対応を行うことは、ペイしない場合も多い。(利用範囲・利用者層・規模にも依存するが) 


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